★ エコキュート は エコ給湯
テレビでよくコマーシャルが流れているエコキュートというやつ。自然冷媒を利用した家庭用の「ヒートポンプ式電気給湯器」のことで、東京電力がデンソー(カーエアコンのメーカー)と電力中央研究所とともに開発し、2001年に商品化されたもの。 ヒートポンプというのは断熱圧縮と断熱膨張を利用して熱を移動させるもので、エアコンや冷蔵庫に使われている技術です。要するに夜間にエアコンの暖房でお湯をつくり、貯湯タンクに貯めておくようなしくみ。このヒートポンプ自体は昔から使われていた技術です。

名前が印象的ですが、キュートは「cute=かわいらしい」と「給湯」をかけてあるようです
では、どこが「エコ」なのかというと。
利点は
- ◎フロンガスではなく自然冷媒(CO2)使用でオゾン層破壊に関係なし
- ただし、CO2を使っている理由は冷媒としてヒ−トポンプに使用すると高温90℃にできるからということで、環境への配慮が理由ではない。
- ◎大気の熱も利用するため効率が高い
- これまでのヒーター使用の電気温水器に比べて、約3倍の熱をつくれる。つまり効率が高く、これはエネルギー資源を節約し、地球温暖化に結びつくCO2排出を抑えることになる。
- ◎夜間電力使用で電気代が安い
- 効率が高いだけでなく、貯湯タンクを使うので電気代の安い夜間電力を使用できる。ただし、夜間電力を使うということは原子力発電に依存していることになることも知っておきたい。原子力発電所は出力調整が難しいので。
では、エコキュートの欠点は、
- △外気温の影響を受ける
- ヒートポンプ自体が大気中の熱を取り入れるしくみのため、外気温が低いときは効率が悪くなること。寒冷地や高地の冬場には効率が落ちやすく、最低気温-10℃以下の地域では利用が難しいようです。
- △設備費が高い
- ガス給湯機は約20万円なのに対して、エコキュートは約70万円。ランニングコストは安いが、この差額を考えると、元を取るのに10年くらいかかりそう?。 ただし、現在は国の補助金制度がある。
昨年新築した家の2割がエコキュートを設置したそうです。いま家を新築しようとしている人なら、ソーラーシステムと組み合わせたオール電化住宅も検討しているはず。
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